▼ 2007/04/28(土) ニューホームレスっぽい人、よく見かけますねぇ
アキバに潜む闇のサイクル 万引→中古店に転売→メード喫茶→宿はネットカフェ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000020-san-soci
元々秋葉原では、万引きなどで得た盗品を即換金のサイクルは出来上がってる感があり、中古商品を
買い取る側も、よほど怪しくない限りは深い事情を詮索しないというお約束があるんですが、今回の件は、そこに「転売利益をメイド喫茶で浪費」という終着点が見え、「秋葉原完結型」という点が新しいというか、今っぽいですね。あと、警察の職質で何故か迷彩服系のミリオタが狙い打ちされている理由というのも、少しわかったような気がします。
最近はニューホームレスと呼ばれる、ネットカフェに住み、仕事は人材派遣の日雇いで繋ぐという生活サイクルをしている人たちが話題になっていますが、秋葉原界隈で働いていると、「限りなくホームレスっぽく、何を収入源にしているのか分からなくて、いつも昼間から秋葉原をウロウロしている若い人」というのが多数いる事に気が付いたりします。こういう人たちは、ゲームデザイナーや声優を夢みて上京して、気がつくと路頭に迷い、居心地のよい秋葉原にホームレス同然で住み着いている人だったりする事が殆どだったりして、典型的なプア層オタクとも言えます。夜は路上か漫画喫茶、若しくはネットで仲良くなった友達の家で過ごし、昼間は秋葉原を徘徊するか日雇い仕事を行い、休日は即売会やイベント参加という生活サイクルで過ごしているとの事です。
で、単に秋葉原を徘徊しているだけなら問題ないのですが、こういう人の中には、何気に素行が悪いというか、社会的常識に欠ける面を持ち合わせている輩がいるので、同業の知人に話を聞いても、同じ人間が似たようなトラブルを繰り返し起こしていたり、同じようなクレームが多数発生させていたりと、迷惑極まりない人も一部にいるのも事実で、記事を見ると「なるほど、そういう事か」とうなずけてしまうのがちょっと悲しくもあります。
今回の報道は、「メイド喫茶で浪費」の点はともかくとして、「万引き」による不法収入をベースとした、秋葉原でのニューホームレスの実態が明らかになったという点で非常に興味深いです。「オタクの聖地」ゆえの特殊性なのか、何故かそういった若者をひきつけ、またニューホームレスと呼ばれる人種を生み出しやすい環境が構築されてしまっているのが今の秋葉原なら、それはそれでどうなのかと思ったりもしますが、万引き→転売サイクルは今更感も漂っている話でもありますので、生暖かい目で見守りたいと思います。
ついでに書いておきますが、秋葉原のゲーム屋店頭にある試遊台ですが、どんなに興味があるゲームが設置されていたとしても、私は絶対に遊びません。なぜなら、衛生状態に問題のあるニューホームレスな方が長時間遊んでいる場面を、非常によく目撃するからです。皆さんも気をつけましょう。
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