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秋葉原勤務のヲタが日々の雑感などを書いてます。
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2007年03月05日
■時かけ メディア芸術祭、アニメ部門シンポジウムで富野監督が辛口批評
平成18年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部で大賞を受賞した「時をかける少女」ですが、そのアニメーション部門主査の富野監督が「時かけ」の受賞には反対だったようで、放送禁止用語を使い芸術祭のシンポジウムで思いっきり時かけを批判していたようです。さすがとしか言いようがありません。
ただ、私はその場で聞いた訳ではなく、詳細はわかりません。
なので各方面からのレポート抽出なので、もし行った人がいれば詳細レポート期待してます。
2ch 【・・・お?】時をかける少女 タイムリープ14回目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1171671300/
118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/03/04(日) 15:59:32 ID:Ow26gU2p
富野監督が『時をかける少女』を買う気になれないのは作り手がティーンエイジャーを気楽に捕らえていないかという点が気にかかるため
「あの人と付き合いたい」が「セックスしたい」、「おマ○コしたい」にしか聞こえなくなってきて一歩間違えれば風俗映画で終わっているかもしれないという危うさがあるように感じる(高校2年生の女子の40%が性経験があるという統計から)
大人が高校生に擦り寄って作っている感じで大人の目線が無いのは劇作としてどうなのか?
mixiのコミュでシンポジウムを見た人のレポでも、劇中の「付き合わない?」という表現から「セックス」「お○んこしたい」といった事を連想し、ティーンエイジャーを気楽にとらえすぎてるのではないかという批判が、富野監督からあったとの報告が上がってます。
さすが富野監督、目の付け所が違います。つうか違いすぎますし全然人のこと言えません、この人。
ただ、真琴の考えとシンクロしている点があるようにも思えますので、あながち的が外れた批評では無いとも思います。
↓以下若干ネタばれなので注意
真琴自身は告白に対しては強烈な拒否感を示して、全てを無かったことにしてしまいます。恋人関係が不潔とまでは行かなくても、年頃の男女が一緒に遊ぶという、ある意味変な3角関係を維持したかったのでしょう。みんな仲良く、馴れ合いな関係ですね。まあ、真琴にとっては男2人のハーレムな訳ですが(笑)
それを崩す「俺と付きあわね?」な千昭に、富野監督は真琴を同じ感情を抱いたのではないかと。これが富野解釈だと「ジョーダンじゃないわよっ!私とお○んこしたい訳?ちょっとまってよ!」と。富野監督は乙女脳です。真琴にバリバリシンクロしながら映画を見ていたのではないかと思われます。たぶんですが。
というか、富野監督は何の作品を大賞にしたかったのか気になります。
3/6追記
■[富野][トミノ]僕の前で富野は「時をかける少女はそれほど俗悪な映画だとは思っていません。ただしあんな風俗映画大っ嫌いです!」と叫んだ。
http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20070304/1173005828
こちらのまとめが詳しいです。
音声ファイルは全部聞かせていただきます。
投稿者 shinichi : 2007年03月05日 02:33
http://multi.nadenade.com/shinichi/archives/2007/03/post_95.html
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