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2004/04/25

昨日、東京ジオサイトプロジェクト2【沈黙のシールドマシン展】に行ってきました。
シールドマシンという巨大なトンネル掘削ロボットを間近に見られるイベントです。
写真の枚数がかなり多いですがご容赦を。


着いたのは午後12時頃。普通の工事現場です。

会場内に入ってみると、90分待ちの表示が…。結構な数の見学者です。

実際に並んだのは1時間程でした。

入場の順番が来ると、まず受付で氏名・住所・電話番号の記入を求められ、
手荷物をここで預けます。

次にヘルメットと軍手を着用します。

これがその軍手。オリジナルロゴ入り。軍手は持ち帰れました。


地下への入り口。ここから潜ります。


最初は地下10mヤード部第一展示室。

パネル展示があったり、あちこちにメッセージが貼られていたり。

土砂再生装置の内部に入っていきます。掘削時に水を使い、土砂と一緒に
泥水として吸い上げ、この装置で土砂を分離。水は再度掘削に利用します。



内部は石油精製プラントのよう。迷宮です。

アンダーグラウンジと呼ばれるスペースには、様々な展示が。

地底から手紙の出せる地底ポスト。

地底・地下関連書籍を展示した地底ライブラリー。

昨年11月に開催された『東京ジオサイトプロジェクト1』の様子が
ビデオで流されていました。画面左から荒俣宏氏、野村萬斎氏。
2人のサイン入りヘルメットもありました。

ジャケットに内山英明氏の地底写真を使用した石野卓球氏のアルバム展示も。

今いる地下10mからこのエレベーターで地下30mまで潜ります。

虎ノ門立坑に沿って降下。怖ぇぇぇぇぇ!!!!!
高所恐怖症の人にはオススメできません。


地下30mトンネル部に到達。

このエレベーターで降りてきました。

虎ノ門立坑の壁にはライティングもされています。

麻布共同溝に進入。

トンネルギャラリー計画として内山英明氏の地底写真が展示されていました。

このらせん階段で更に10m潜りシールドマシンに近づきます。
手前に見える白い巨大なものがシールドマシンです。

シールドマシンの前面を上から見下ろしたところ。

地下40m立坑部第二展示室に到達。虎ノ門立坑の最深部。

シールドマシンのすぐ横に来ました。デカっ!!!!!

シールドマシンの前面、カッターフェイス。直径7.47m。
赤・白・黄の突起はビットと呼ばれる切削刃です。
シールドマシンを稼動させるには(コントロール装置を含め)
月800万円の電気代が掛かるそうです。

地底学芸員の方が解説をしてくれます。質問にも答えてもらえます。

シールドマシンの後部に回ってきました。
セグメントと呼ばれるトンネル内壁を設置するエレクタ装置です。



コントロール装置。一人でシールドマシンを制御できるそうです。

ここで開催されたイベントの写真や新聞記事。

シールドマシンの模型。ボタンを押すと動きます。制作費百数十万だとか。

会場を出ると結構並んでました。

ヘルメットに貼っていたステッカーとお土産にもらったバッジ。
バッジはカッターフェイスのデザインになってます。

パンフレット類。

イベントのプロデュースは、マジンガーZの格納庫を作るといくら掛かるか
とかをやっていた前田建設ファンタジー営業部がやっているそうです。
一日中いても飽きないくらい非常に楽しめるイベントでした。

Presented by INOUE Naoto.
E-mail: leafy [at] multi [dot] nadenade [dot] com