アイス(コトブキヤ)
緒方理奈(温泉天国)
はわわマルチ(ブロンドパロット)

理奈はヌキが甘く、バリ取りで挫折気味です(泣)。

要するにガレージキットが一部のマニアにしか売れないんで、海洋堂としてはキット物からは撤退したいのでしょう。現にホビーロビーの商品の大半は完成品ですし。
「ワンダーショーケース」で、メーカー製ガレージキットに完全な期間限定販売を採り入れ、アマチュアディーラー的な希少性と、1シーズンでの原型師刷新などという、まるでアパレルメーカーのような戦略を取ったりして購買層拡大を狙ったようですが、どう贔屓目に見ても「企画自体がコケてる」んでこの辺もWFからの撤退を後押しする要因になっているかと思います。

アパレルメーカ的な構図ってのはこんな感じ。
ブランドを支えるデザイナー(ボーメ、香川)を抱えながら、新人デザイナーの発掘(ワンダーショーケース)をし、それを年に2度のショー(WF) で発表。コンシュマー向けには手の届く値段で質の良い物をサブブランドで提供(完成品販売)。
ワンダーショーケースを企画したあさのまさひこ氏の目指していた物は何となく判りますが、「ガレキはマニアの物」という構図は崩せなかったようです。

ガレキがマニアにしか売れないという純然たる事実以外にも、WFのようなアマチュアスピリッツ溢れるイベントは企業としての旨味が無いとか(ブロッコリーの即売会撤退と似てるような気が…)、この先際限なく肥大化していくのが目に見えているとか、版権絡みでトラブルも多いとか、撤退の要素は多々ありますが、WFの引き継ぎ先が見つかるまでは責任を持って海洋堂さんに運営していただきたいです、ハイ。